2010年8月8日日曜日

健気(けなげ)

わたしのキーワード「健気(けなげ)」について多少説明をさせていただきます。
明鏡国語辞典では、

心がけが殊勝なさま。特に、年少者や力の弱い者が、殊勝な心がけで努力するさま。

とある。

広辞苑では、

①勇ましいさま。
④(子供など弱い者が)けんめいに努めるさま。

とある。
どちらも、健気な者に年少であることや弱い者であることを条件としていないことに注意してほしい。
年少であること、弱い者であることは、健気という言葉の特殊な使い方なのです。

あるブログを読んでいたら、健気とは弱い者が殊勝な心がけで努力することだが、ただ見ただけではその人が弱いかどうかは判断できないので、その人の事情を知らなければ健気と言うことは間違いだ、というようなことが書かれていたが、何を考えているのかねえ。

健気とは、ナウシカのことである。
ナウシカが弱い者と誰が考えるのか。
健気とはわたしの大切な娘のことである。
わたしはわたしの大切にしている娘が弱い者だとは考えていない。
わたしの大切な娘はまことに心がけが殊勝なのである。

健気という言葉をつまらぬ人間にあれこれ言われたくないものだ。

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