2007年8月3日金曜日

そういえば…

淡い恋のような夢を見た。

ばかだね…

女性が並んでいた。
一般的、抽象的に。

わたしは、彼女たちを端から数え始める。
1、2、3…というふうに。

なのに、途中、ある女の前で、そのカウンティングは中断されるのだ。

そのときは、もうその女は、わたしには少女のようにも、花のようにも、氷のようにも……

一般的抽象性が個別的具体性に変じていく凝縮された時間――
名付けの瞬間を感じながら

数を呼べないわたしは泣き崩れていくのだった。

わたしでは、なかったかもしれないのだが――

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1 件のコメント:

Anonymous 匿名 さんは書きました...

この文章を作品に仕上げてください。
いいものになると思います。

2007年8月3日 22:40  

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