2007年11月26日月曜日

三宅洋平さん




本日は、ふと寄った「犬式」の三宅洋平氏のブログに温かいものを見て、そのことを書いて終わりにしようかと思う。
本当は、亡くなった真部一男という将棋指しのことや昨夜見た「点と線」のことを書いてみたかったのですが、それは後日にすることにしたい。

三宅さんとわたしの間にはとてもいやなことがあって、そしてそれは全面的にわたしの責任だったのだが、そのことを彼が許してくれた。
長く彼の手元に渡らなかったわたしの拙い手紙を読んで三宅さんは「もういいよ」というような文章を書いてくれていました。

ひとに温かくあるということはなかなかに難しく、それも一度何かいざこざのあった人間に対して、そうしてくれたことをいまここに深く感謝します。
そして、改めてここに書いておきたい。

「犬式」はいい。

ライブにさえ行ったことのないわたしが言うようなことではないが、彼らの姿を「YOU TUBE」で見るたびにそう思う。
歌が歌としてあるためには、心地よいだけではいけないのではないか。
もちろんその底には心地よいがあるのだろうが、「犬式」を聴くときそれだけではない何かを感じることがある。

そして、そういうものが、この世に流行る歌の中に少なくなってきているようにも思う。

唐突だが、わたしは、昔、よく森進一の「北の蛍」を熱唱していた。
犬式とは遠く離れた歌なのだが、やはりあの歌にも、何ものかを歌う意志があった。
あの歌は、作詞・阿久悠 作曲・三木たかし。
速水御舟の「炎舞」(冒頭の絵)を思わせるような歌であった。

三宅洋平氏に感謝を込めて、本日はこのブログを書いておきます。

ラベル:

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム