少し早いのですが…
わたしはすでに父と母をなくしてしまっている。
だから、彼らが暮らしていた三重に帰ることが縁遠くなっている。
一人息子であるわたしだから、その家はもうだれもいない空間を宿しているだけなのです。
わたしには、妻と一人の息子と一人の娘がいるが、それでも自分は天涯孤独だと感じている。
淋しい男なのですよ。
むかし「淋しい」の「淋」という漢字は、「どうして『木』が二つあるのに淋しいのかしら」と聞いた娘がいたが、いまなら少しわかる。
人はひとりっきりでいるときに淋しくなるだけではない。
いくらだれかと一緒にいても淋しさを感じさせる人間関係はある。
二人でいたほうが、もっと孤独を感じることだってあるのだ。
それは四人でいてもそうだ。
わたしの『天涯孤独』とはそういった意味だ。
さて、わたしの帰郷は明日にしようと思う。
戻りは、6日前後か。
いまは定かではない。
そのために、わたしはこのブログを少し休もうと思っている。
三重にいてもブログはできるのだろうが、わたしはその方法がよくわからない。
そのこともあるが、少しゆっくりしてみようと思っている。
人は、何も考えずに時を過ごす必要がある。
肉体に休息が必要なように、心も休息をしているからね。
みなさんも、それが可能なら、十分に休息をおとりください。
みなさんがよいお年を迎えられることを切に願っております。
山本とんぼ丸拝
ラベル: 日常
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