遅すぎる謹賀新年
ようやく東京のパソコンの前にたどり着きました(1月9日夜)。
年末年始は、毎晩、薪で風呂をたきながら、炎の有り様を見ていました。
そのまえに、炎にするまでの手間もなかなか大変です。
大きな木を薪にしなければならないし、炊きつけも紙から木っ端、それから徐々に大きなものへと。
急ぎすぎれば消える。
そうやってできた炎を毎夜見ていました。
いろいろなものが去来し、いろいろなものがわたしを覗いていきました。
そして炎をわたしが見るように、炎もまたわたしを見つめ返すのでした。
ちろちろと姿を変えながら、あるときはなまめかしき女のように、あるときは豪胆な男のように。
そんな炎を10日間も眺めていれば、人間、少しは変わるよ。
自分で炎を呼び出し、暗い中、そいつと二人でいたなら、そりゃあ変わるよ。
今年も、ぼちぼち書いていきます。
お見捨てなきよう、よろしくお願いします。
ラベル: 日常 考察
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