2008年1月9日水曜日

遅すぎる謹賀新年


ようやく東京のパソコンの前にたどり着きました(1月9日夜)。

年末年始は、毎晩、薪で風呂をたきながら、炎の有り様を見ていました。

そのまえに、炎にするまでの手間もなかなか大変です。
大きな木を薪にしなければならないし、炊きつけも紙から木っ端、それから徐々に大きなものへと。
急ぎすぎれば消える。

そうやってできた炎を毎夜見ていました。
いろいろなものが去来し、いろいろなものがわたしを覗いていきました。
そして炎をわたしが見るように、炎もまたわたしを見つめ返すのでした。
ちろちろと姿を変えながら、あるときはなまめかしき女のように、あるときは豪胆な男のように。

そんな炎を10日間も眺めていれば、人間、少しは変わるよ。
自分で炎を呼び出し、暗い中、そいつと二人でいたなら、そりゃあ変わるよ。

今年も、ぼちぼち書いていきます。

お見捨てなきよう、よろしくお願いします。

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