2008年4月4日金曜日

HITMAN


ラジオを流していると、大竹まことが、吉本の芸人は話し終わった後、まったくの印象を残さずに去っていく、「あれはさすがだなあ」とほめていた。
このポイントはなかなかに鋭く、わたしはまったくもって気づいていなかった。

何も残さずに終る。
過ぎ去るように終る、香りも残さず水も濁さず、印象も残さない。
まさに環境音楽・環境映像のきわみか。

この時代の最もありうべき姿かもしれない。

もう昨夜になってしまっが、わたしの見た「HITMAN」も何も残さなかった。
あれは今どきのいい映画ではないだろうか。

ただ、オルガ・キュリレンコの頬の上に彫られた黒いトカゲの入墨、あれだけは印象に残るか。
それでも美輪明宏主演、演出よりは上かもしれないな、そんなくらい何も残らなかった。

わたしも「何も残らなかった」ことで映画をほめられるようになったか。
いいような悪いような。

しかし、何も残らないというのは、単に軽いだけのものではないような気もするのだが、このあたりはしばらくは課題だな。

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