2008年10月2日木曜日

ワーキング・プア

ワーキング・プアに関して下からの運動があるが、これを過疎の村に結び付けられないのだろうか。
もちろん国の援助を必要とするのは言うまでもないが、ネットカフェ難民やホームレスをしているより健全に思える。
ただし、ここには経済成長という視点はない。
むしろ経済成長の放棄とただ毎日を生きることへの挑戦だ。

そのためにいくつかの実験的な作業も必要だろうが、今よりもワーキング・プアの人々が苦しくなるとは思えない。
経済成長の放棄の中に田舎への流動ということへの可能性があると思えるのだが、どうだろうか。
ワーキング・プアの人たちへの働きかけをしているグループに話してみてその可能性のあるなしを確認してみようと思う。

近いうちに食料は戦略物質になることを考えれば、食糧増産は緊急の課題であるし、それぞれの村で生きていけるだけの食料を生産できればこれはすばらしいことだろう。
彼らが育てるのは商品作物に限ったことではないのだ。

少し考えてみたいことだ。

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