2009年2月19日木曜日

あなたにとってのこの世とは

あなたにとってのこの世とは、あなたにとってのこの世のことで他の誰のものでもない。
だから中川氏が酔っ払おうが小泉が騒ごうがそんなこととは関係なしに生きていける。
ただ、お金の算段だけはしておかなければ飢えてしまうところが厄介だ。(本当に)

数学の整数論に「友愛数」とか「完全数」という言葉があるが、そういう数字たちのなかに生きる人々がある。
確かこの手の人物を主人公に据えた小説が数年前にあったが、あれは人の生きる自由度を書いている。
あらゆるものに無知であっても、人は自分の愛するものだけを持っていれば生きていけるという淡いメッセージであった。

それが、はではでしい芸能界という形も取ればスポーツ界という形も取ることがある。
しかし、あなたの愛するものがもっと密やかにあなたに寄り添うこともある。

それでいい。
それで生きていける、そうわたしは思っているが、問題はどこから金を調達してくるかだ。
一度の犯罪で巨万の富を得、静かに暮らすことは可能だ。
その場所が、刑務所の中かカリブ海に浮かぶ小さな島かの差だけだ。

すべてのひとがこの恐慌に巻き込まれる必要はなく静かに生きることも出来ると、今わたしは言っている。

もし、そのためにあなたが犯罪を犯したとしても、わたしはさほど怒りはしない。
犯罪を犯すことさえ個人の自由にゆだねられている。

ただ、わたしの趣味で言えば、その犯罪が他者の自由を奪うものだとしたらそれはやめてもらいたい。
それは法の埒外にあってあなたを律するものだからだ。

生きにくい世の中だけれども、何とか考えてみましょう、お互いで。

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