2009年6月7日日曜日

えらそうに書いてはみたが

ここ二回ほど、えらそうに書いてはきたが、実生活はひどいものだ。

酒、歌、煙草、また女
外に学びしこともなし

若き佐藤春夫は詠ったが、そしてそれをわたしの愛する石和鷹もことあるごに口にしたが、わたしは、もはやそのいずれにも心惹かれない日々が続いている。
生きる力が失せ始めているのだろう。

認識も仮想もあったものではない。

こういうときに活を入れるのは、七面倒くさい理屈ではなくもっと単純な何かだろう。
それは何なのかと問われるだろうが、実はわたしにもそれが何かわかっていない。

こういうときはただ待つに限る。
何かが訪れるのを待ち続けるしかない。

そのときに何をしながら待ち続けるかに「その人」が表れるのかもしれない。

というわけで、この二回ほどのブログは、そういう状態の人間のうめきとでも読んでいただけると気が楽になる。

随分とえらそうな書きぶりをして、大変失礼をいたしました。
ご海容ください。

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