夫婦だったのか
そのおじさんは、美しいロシアの女性を連れて土日にやってくる。
近くのスーパー「オリンピック」の片隅を借りて野菜や果物、漬物、米、ジャム…いろいろと売っている。
野菜は新鮮だし、おじさんは人懐っこい。
とても流行っていて、その一隅は人だかりがしている。
若く美しいロシアの女性はとても日本語がうまい。
おじさんはいい相棒を見つけたものだ。
どこで見つけたのだろう、そう思って見ていた。
それが、面白い場面を目撃したのだ。
いや、目撃というよりは二人の会話を聞いたのだ。
「この間、道で転びそうになったけど、転びませんでした」
こうロシア人は発した。
どうです、うまいものでしょう。
そしたら、おじさんはそれに応えて、ゆっくりと
「それは残念な話です」
「えっ、残念。冷たいですねえ」
これを聞いて、ああふたりは夫婦だとわかったのです。
もちろん声音も合わせての情報ですが、少し驚きました。
おじさんは、ロシア人の前には就職前の実の娘と土日に通ってきていたのです。
娘はロシア人よりは若いですが、純粋に日本人でした。
それにロシア人は娘より年上といっても5,6歳くらい上という感じなのです。
だから、ちょっと驚いてしまったのです。
仕事が終ってから片づけをしながらの二人の会話ですが、仕事中はそぶりも見せません。
ああ、見破れなかったなあ。
近くのスーパー「オリンピック」の片隅を借りて野菜や果物、漬物、米、ジャム…いろいろと売っている。
野菜は新鮮だし、おじさんは人懐っこい。
とても流行っていて、その一隅は人だかりがしている。
若く美しいロシアの女性はとても日本語がうまい。
おじさんはいい相棒を見つけたものだ。
どこで見つけたのだろう、そう思って見ていた。
それが、面白い場面を目撃したのだ。
いや、目撃というよりは二人の会話を聞いたのだ。
「この間、道で転びそうになったけど、転びませんでした」
こうロシア人は発した。
どうです、うまいものでしょう。
そしたら、おじさんはそれに応えて、ゆっくりと
「それは残念な話です」
「えっ、残念。冷たいですねえ」
これを聞いて、ああふたりは夫婦だとわかったのです。
もちろん声音も合わせての情報ですが、少し驚きました。
おじさんは、ロシア人の前には就職前の実の娘と土日に通ってきていたのです。
娘はロシア人よりは若いですが、純粋に日本人でした。
それにロシア人は娘より年上といっても5,6歳くらい上という感じなのです。
だから、ちょっと驚いてしまったのです。
仕事が終ってから片づけをしながらの二人の会話ですが、仕事中はそぶりも見せません。
ああ、見破れなかったなあ。
ラベル: 日常
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