2010年7月1日木曜日

ナンナンの秘密

気楽堂の帰りにナンナンの顔見たさにある場所に寄る。
あいかわらず、ダサい制服にぞうり。
そして、みまがうばかりのナンナンの顔と髪。
昨夜はその髪をさらりと垂らしていた。
それを二、三度かきあげるのだが、胸がキュンとなる。
まさに「栞のテーマ」です。

以上、単にわたしがおっさんであることを証明するために書いたのではありません。
この日、わたしはナンナンの秘密を見たのでした。
(そら、やっぱりおっさんだ。
 う~ん、言い逃れし辛いなあ。)

家に用事もあるのでわたしは早々と腰を上げたのだが、店の人は愛想よくわたしを送り出した。
でもねえ、ナンナンと少し話すだけに来るわけだから、きっと変態と思っているだろうな、そういうことをわたしは思った。

そのナンナンも同じような時刻に上がっていたから、もしかしたら会えるかもとは思っていたのだ。
ナンナンの私服は洗いざらしのTシャツに青のジーンズ。
あくまでも彼女はおしゃれをしない。

その彼女が、気がつくと目の前の自動販売機に向かっている。
その自動販売機とは、タバコの自動販売機。
ナンナンの顔を見れば、咥えタバコ。
口の端にタバコを寄せて、街のチンピラのようなふてぶてしい顔。
(チンピラって言ったって、いずれ幹部になるようなチンピラだよ。)

何か、彼女の裏を覗いたな。
生活に少し困っているとか、やくざな男がいるとか、これから韓国クラブに出勤だとか…
まあ、色々考えられるわけだけどさ。
カッコいいことには変わりないよな。
ああやって、タバコを吸うナンナンとショットバーで話してみたいな。

本気でそう思ったよ。

写真のオードリー・ヘップバーンは、ヘビースモーカーで有名だ。
でも、そんなこと関係ないでしょ、ヘップバーンが好きなみなさん。

だから、わたしもナンナンの秘密を知ってしまいましたが、ますます骨抜きになってしまっているわけ。
ちなみにナンナンは、ヘップバーンの隣においてもまったく見劣りはしない。

そういう美人だ。

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