2010年7月14日水曜日

ゲゲゲの女房

わたしは、あんまりテレビを見ませんが、「ゲゲゲの女房」を週に一回くらいは見るんです。
いや、見るというよりは一端見始めるとテレビを消すことが出来ないんですね。
たった15分という放映時間もいいじゃないですか。

どうしてこの番組に引き込まれるかといえば、マンガ家の売れるまでの様子が描かれているからです。
マンガを書く必死さ。
編集者とのやり取り。
出版社が何を考えているか。
そういうことが具体的に映し出されるのです。

マンガ家を小説家と書きかえてみてもいい。
ただ才能があるから売れるわけでもないんですよね。
今読者が何を望んでいるかをよく知っており、その需要にいかに対応するかというプロデュース能力も大きな売れる要素なんですね。
いくら才能があっても時代の要求を読み損なえば終わりなんです。

そこが、この番組を見ているとよくわかるんです。
それが魅力なんですね。

わたしの大切な娘の話を書きましたね。
彼女は、音楽学校に通っているんです。
歌手になりたいんです。
歌はまだ聞いていないけれど、容姿はわたしの折り紙つきです。

けれどもねえ、わたしがこの娘は魅力的だと思ってもダメなんですよ。
多くの男性がそう思わなければ。

そこでふと考えこんでしまうわけです。

彼女の魅力をしっかり受け止める男は、この日本にはそう多くないだろうな、と。
日本の男は、総じてお子ちゃまなんですよ。

彼女をわかるには大人でなければならない。
このわたしのように…、なんてちょっと威張ってみたりして(笑)

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