2010年7月18日日曜日

心療内科

昨日は久しぶりに診療内科の原先生と話し込んだのだが、わたしの断酒による精神への好影響は、精神医学で予想される結果ではあるが、それにしても画期的なものだと微笑まれていた。
断酒を踏み切らせた社長に感謝しなくてはいけませんよと言われ、いつもの感謝を繰り返し頭の中でなぞってみるのだった。

けれども睡眠が不安定なのはまだ治っていないのはどうしてだろうと質問を続けると、睡眠障害には無呼吸症候群もあるし、どうしても気になるようであれば、一度精密検査を受けてみるといいと原先生はおっしゃるが、それでもって手術だなんてことになるとわたしも大変困る。

手術は生理的にイヤだ。
よほどのことがなければ避けたいのだ。

けれども、4時間の熟睡と2時間のうとうとがあれば(実際、わたしの睡眠はそのようなものなのだが)まあよしとするべきかもしれませんねということになり、わたしの精神は断酒によりほぼ正常になったと判断された。

そう言えば、3月の末ごろだったか、強烈な精神不安定が来たことを思い出す。
わたしの会社の社長は現場をご覧になっていないが、それは強烈だった。
原因はある人からのメールの返事が来なかったことによるが、精神の不安はそんなことでも引き金になる。
よほどその人のことを思っていたかといえば、そうでもなく、ただその人の物語を紡いでいたのだった。
このあたりがいかにも病的で、その人のことは100時間以上は思っていた。
そのときは、優しいその人がわたしがメールをくれないと死んでしまうと懇願したら即座に簡単な返事をくれ、それで随分気分が落ち着いたのだった。
ちょうどそのメールのやり取りをしていたときに雲峰先生と新宿で待ち合わせをしていたのだが、わたしの真っ青な顔にショックを受けられて、とにかく横になれとしきりに勧められたのを覚えている。
ちょうどそのとき、メールが入って、みるみる顔色が戻るのを見て雲峰先生はすごいものを見たとあきれられていた。

精神が肉体に影響を及ぼす極である。

そういう精神を持ってしまったわたしだから人が痩せているのを見たりすると、その原因を狂おしく想像したりもする。

みなさんもお気をつけください。
精神と肉体はほとんど区別がつかないほど密接ですから。

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