2011年1月25日火曜日

バーソー

バーソーという台湾料理についてご説明差し上げたい。



わたしが、この料理について知ったのは、他ならぬ名著「檀流クッキング」によってです。

「檀流クッキング」はご存知檀一雄が記した料理の本で、ごくごく大雑把に書かれた料理本。

むしろその文体にいたく惹かれてしまう種類の本です。



それをさらに大雑把にここに記せば、少し大目のサラダ油を引いたフライパンに生姜とにんにくを入れ炒める。

そこへ大量の刻んだねぎを加え、とろとろになるまで焦がさぬように3,40分ほど炒める。

大量のねぎはとろとろになりあれほど多かった生ねぎがあ~ら不思議、ごく少量のあめ色の物体に変質する。


そこへ豚ばら肉のひき肉を放り込み、ひたひたになるまで醤油と酒を加えて煮込んでいくと写真のように最終的にはなる。

これをご飯の上にをば乗せて食すもよし、調味料として野菜炒めに使うもよし、ジャージャー麺の上に乗せスープをかけるもよし、まことに、使い勝手のよい一品となる。



わたしは、ひと晩おいて味を落ち着かせたバーソーを本日どうすべえかと今思案中である。



これが楽しいひと時で、今回はことのほかバーソーがうまく出来たのです。



幸せな気分になる一品は、意外なところに転がっているものです。

無理強いはしませんが、一度試して見られたらいかがでしょうか。

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