2007年12月21日金曜日

ジュセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース


以前にもこのブログで触れたことがあるが、予知夢で有名なブラジルのジュセリーノ氏が日本にやってきた。
昨夜、テレビで彼の姿を見たときに一瞬、驚いた。
どうやら、日テレの仕掛けたものらしい。
その構成はともかく、ひとつの印象的な会話が残った。

「ジュセリーノさんは、自分の夢のなかで当たっていないものについてどう思われますか?」
そんなような質問だった。
ジュセリーノ氏は、たしか以下のように答えた。
「わたしは、わたしの夢が当たっていないことを願っています。」
彼の見るほとんどの夢は、不幸な出来事だ。
もしかしたら、そのすべてがそうなのかもしれない。
そうだとしたら、当たらないほうがいいに決まっているではないか。

よくマスコミに登場する、預言者や占い師に対するような質問を投げかけたそのタレントに代表されるように彼らに対する目は、当たるか当たらないかにフォーカスされる。
預言者・占い師という職業の宿命かもしれない。
しかしほんとうにそうか。
それ以外に何が見える人間のあり方はないのか。
宗教に走っていくだけなのか。
金儲けに走っていくだけなのか。

ジュセリーノ氏を見ながらそのようなことを思った。

この国のマスコミは細木数子という女を大事にする。
視聴率を稼ぐからね。
まあ、彼女の批判はいい。
金儲けしたいだけだし、うまくやったのだから。

今回の来日、ジュセリーノ氏も金がほしかったのか。
そういう見方もある。
人は多様である。
そのような一面があっても何の不思議はない。
わたしもある程度の金はほしく、それを持って、誰も知らない山奥の湯治場で長逗留でもしたいものだ。

印象だけで書けば、ジュセリーノは本物だった。
いい人を見た。
中村哲、徳永進の名を上げれば、ほめすぎになるかもしれないが。

ここ二回ほどわたしの拙い詩を書いてしまった。
お口直しに中島らも氏の楽曲の詩を載せることにする。


「いいんだぜ」  作詞・作曲 中島らも

♪♪~  いいんだぜ
     いいんだぜ
     いいんだぜ
     いいんだぜ
     君がドメクラでも
     ドチンバでも
     小児マヒでも
     どんなカタワでも

     いいんだぜ

     君が鬱病で
     分裂で
     脅迫観念症で
     どんなキチガイでも
     いいんだぜ

     君がクラミジアで
     ヘルペスで
     梅毒で
     エイズでも
     おれはやってやるぜ
     なでであげる
     なめてあげる
     ブチ込んでやるぜ
     君がいいヤツで
     だからダメなヤツで
     自分が何をしたいのか
     全然わからなくても

     いいんだぜ

     君が黒んぼでも
     北朝鮮でも
     イラク人でも
     宇宙人でも
     いいんだぜ
     おれはいいんだぜ
     HEY, BROTHER & SISTER
     君はどうだい

     いいんだぜ ~♪♪

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