狂いの説法
昨日「虎ノ門病院」の行き帰りに読みあげたのが、冒頭の「狂いの説法」だが、まんざらわたしの書くこともでたらめではなかったと勇気づけられた。
「ぶんか社」というあまり知られぬ出版社(わたしの寡聞のせいか?)のものだが、一読に値する。
この場合の一読は、立ち読みか、図書館ででも借りられたらというものですが、とにかく、いくつかの核心を突いていたりする。
広がりのある文章で、わたしたちが、調べて知っておいたほうがいいことをいくつか教えてくれる。
それがここに紹介する所以だ。
そのとき同時に手にとっていたのが、馬場あき子氏の「鬼の研究」だが、これはまがうかたなき名著。
1971年に刊行され評判を呼び、そのときも読んだが、昨日、わたしが手にしたのはそのちくま文庫版だ。
これは、買い求めて手元に置けばいい。
ふたつの本の比較はあまり意味はない。
比較考量は志向の際、欠くべからざる技術であるが、してはならないときはある。
それぞれがそれぞれのあり方でそこに存在しているのであれば、それでいいからだ。
というわけで、今回はこんなふたつの本を昨日は読んで、教えられたという話。
ラベル: 作品
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