真夜中の瀧の音
昨日は、自宅にいられぬ理由が出来、2時間ほど図書館に行った。
そこで、恥ずかしい話だが、久しぶりに止まってしまっている自作、「真夜中の瀧の音」の下調べをした。
自分が、ぐいぐいとその作品の中に引き込まれる感触を、また覚えた。
何かを作るとか、何かをし続けること一般に隠されている秘密は、そのことをどれだけ長く考え続けていくかということである。
作家は、書くときだけそのことを考えているわけではない。
歌歌いは唄っているときだけ歌を思っているわけではない。
ボクサーは試合のときだけ、練習のときだけ、ボクシングのことを考えているわけではない。
作品と言ってしまおうか。
ここで言う作品とは、歌であり、ボクシングの試合であり、成し遂げた仕事の成果であり、ほれぬいた女との恋の成就であり、作りたかった味の完成である。
作品が作品となるためにはイメージが必要なのだろう。
イメージを実体化させるのが作品であるならば、もともとイメージのない人間に作品を仕上げることは出来ないではないか。
では、いかにイメージを作るか。
その秘密のひとつが、そのことを考え続けるということである。
あまり健康的な話ではないし、ゆったり生活している人が入り込む世界ではない。
(おそらく、そのゆったりした生活のほうが数倍素敵だろうから…「トニオクレーゲル」の主旋律のひとつは、おそらく、そのゆったりと生活できる人々への限りない憧憬だろう。)
しかし、何かを作り出すことを本当に思うならば、これは仕方ない。
身も世もなくそのことを思うことである。
そうすれば叶う。
でも、もし叶わなければ…?
それは、狂うしかないんだな、これは。
しかしさ、思い続けている限り、結果は登場しないという真実もある。
思うことを止めるから、やっぱりだめだったんだなという結果が登場するのだ。
あくまでも結果を登場させるかどうかを決めるのは、あなたであり、わたしなのだ。
さて、まあ、よしんば、思い続ける何かを持っていたとしようか、あなたとわたしが。
それはそれ。
暖かくなってきた。
ふたりで、しばらく、そこの縁側で日向ぼっこでもしないか。
それで眠くなってきたら、船でもこぎゃあいいさ。
気を抜きながら、身も世もなく 日向の中の 向こう側
とはいうものの、
基本的にはがんばっちゃだめだ。
自然の流れで、そう思わずにいられぬ自分と向き合うのがいいな。
とにかく、もう少し生きていこう。
そこで、恥ずかしい話だが、久しぶりに止まってしまっている自作、「真夜中の瀧の音」の下調べをした。
自分が、ぐいぐいとその作品の中に引き込まれる感触を、また覚えた。
何かを作るとか、何かをし続けること一般に隠されている秘密は、そのことをどれだけ長く考え続けていくかということである。
作家は、書くときだけそのことを考えているわけではない。
歌歌いは唄っているときだけ歌を思っているわけではない。
ボクサーは試合のときだけ、練習のときだけ、ボクシングのことを考えているわけではない。
作品と言ってしまおうか。
ここで言う作品とは、歌であり、ボクシングの試合であり、成し遂げた仕事の成果であり、ほれぬいた女との恋の成就であり、作りたかった味の完成である。
作品が作品となるためにはイメージが必要なのだろう。
イメージを実体化させるのが作品であるならば、もともとイメージのない人間に作品を仕上げることは出来ないではないか。
では、いかにイメージを作るか。
その秘密のひとつが、そのことを考え続けるということである。
あまり健康的な話ではないし、ゆったり生活している人が入り込む世界ではない。
(おそらく、そのゆったりした生活のほうが数倍素敵だろうから…「トニオクレーゲル」の主旋律のひとつは、おそらく、そのゆったりと生活できる人々への限りない憧憬だろう。)
しかし、何かを作り出すことを本当に思うならば、これは仕方ない。
身も世もなくそのことを思うことである。
そうすれば叶う。
でも、もし叶わなければ…?
それは、狂うしかないんだな、これは。
しかしさ、思い続けている限り、結果は登場しないという真実もある。
思うことを止めるから、やっぱりだめだったんだなという結果が登場するのだ。
あくまでも結果を登場させるかどうかを決めるのは、あなたであり、わたしなのだ。
さて、まあ、よしんば、思い続ける何かを持っていたとしようか、あなたとわたしが。
それはそれ。
暖かくなってきた。
ふたりで、しばらく、そこの縁側で日向ぼっこでもしないか。
それで眠くなってきたら、船でもこぎゃあいいさ。
気を抜きながら、身も世もなく 日向の中の 向こう側
とはいうものの、
基本的にはがんばっちゃだめだ。
自然の流れで、そう思わずにいられぬ自分と向き合うのがいいな。
とにかく、もう少し生きていこう。
ラベル: 日常 考察
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム