花見じゃ花見じゃ
「花見じゃ花見じゃ」と浮かれる前に「詩や俳句や短歌がときにこの世から離してくれる」というわたしの発言が危なっかしいので多少コトバを加えたい。
「詩や俳句や短歌」は、確かにこの世から少し外に出してくれるが、やはり世の中の引力圏にあって、どうしてもそこから世の中を眺めるような視点は残ってしまうことになる。
けれども「少し外」にいることで気持ちがふっとぬけるから不思議なもので、ずいぶん楽な気持ちになるときがある、そんなことを話してみたくて書いたことをここで確認させてください。
さて、最初に書いた「花見じゃ花見じゃ」というのはマスコミのかもし出す雰囲気で、それに乗せられて「ワイワイガヤガヤ」とあいなるわれわれを茶化したものである。(わたしも含めてね)
わたしはといえば、正統なひきこもりだから、ひきこもりの責務としてたとえこの季節でも部屋にじっとしているのだが、隙を見て内緒で出かけてみようとは思っているところです、はい。
全生園あたりへ。
ところで、ご存知のように東京の開花宣言は、九段靖國神社「開花標本木」に指定されたソメイヨシノが5~6輪咲いた状態で気象庁から出される。
さっきニュースでもう3輪咲いているといっていた。
なんのかんの言っても平和なニュースが流れるこの国であります。
靖國神社に桜とはあまりにぴったりした話だが、これは東京オリンピックの後から決めた話だという。
なんかねえ、と思うが、こんなことは妙に思うだけでもいいのかもしれない。
あまり大きな身振りでは話したくない気にもなる。
さて、みなさんは、花見なんぞにお出かけですか。
いい気候になりましたしね。
で、
「花見じゃ花見じゃ」「花見じゃ花見じゃ」「花見じゃ花見じゃ」
ラベル: 日常
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