マーロン・ブランド
確か彼の三番目の奥さんはタヒチ女性。
「戦艦バウンティー」での彼の相手役の女性だったと思う。
マーロン・ブランドはアメリカ女性を相手にしない男で、どこかでアングロサクソンの女とは寝ないと彼が語っていた記憶がある。
それは最初の妻アンナ・カシュフィ・ブランドの回想本「朝ご飯にブランド」のなかだったかもしれない。
アンナをインドの女だと思っていたブランドは、彼女がイギリス人だったとわかってこの女との関係を御破算にした。
ついで二番目はモヴィタというメキシコ人。
そして三番目のタヒチ人につながる。
タヒチ人の後はよくわかっていないが、マリア・クリスティナ・ルイスという人と一緒になったらしい。
どうして彼がアメリカ女が嫌いかは知らないが、わたしも嫌いだ。(わたしの知っている範囲で)
ついでに書けば、わたしは日本の女もあまり好きではない。
恋は概ね幻想から始まるから、あまりに見えすぎる(独りよがりにそう思っている)男は、自国の女に幻想を得られず、幻滅するのだろう。
どうしてこんなことを書いているかというと、朝の雨に鎌倉行きをやめてしまったいい訳である。
雨の日の鎌倉の密会はそれだけで幻想的だが、会えばその幻想もいくらかは損なわれるかもしれない。
そんな勝手な言い草を思いついたのだ。
ところで、わたしがどこの女を相手に選ぶかというと、日本人や西欧人でなく、小柄でこんな雨の日、いつまでもふとんのなかに一緒にいられる女だ。
そんな女にあったことがあるかって?
そりゃあ、あるさ。
すぐ、通り過ぎていってしまったが。
トルキスタンの女だといっていた。
弟は確かパイロットの勉強をしているとか…
遠い日の話だが、ときどき思い出す。
いい女だった…
ラベル: 作品
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