満州国
誤解される方もいないだろうが、わたしは日本の海外侵略を支持しない。(軍事的にも経済的にも)
しかしながら、別のあり方で日本の若者たちが、海外に出てしまうことをひとつの選択肢として考えている。
いま、その準備も力もないので満州のことを詳しく論じることはできないが、ひとつの事実だけをここに述べておきたい。
満州事変前の日本の自殺者数は1万4千人を超えていた。
その理由は大まかにいえば二つある。
ひとつは生活苦から、もうひとつは自分の将来に何の絵も描けないからであった。
(自殺の理由は、いまと大きくは変わっていない)
それが、満州事変後、自殺者数は激減していくのである。
ある期待をそこに見たからである。
では、いまわれわれが満州を求めるとしたら、その満州はどのような形をしているのだろうか。
もちろん侵略など論外だ。
わたしは、ひとつの問題としてこのことを自分の胸に提起しておきたい。
ラベル: 国際情勢
2 件のコメント:
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