池袋演芸場
わたしという人間は、まことに単純にできておりまして、断酒期間が延びていけばいくほど心身ともに強靭になっていきます。
それでもって、いまや断酒期間がかなりの日数になってきておりますので、寄席に行って、ぼやーっと一日過ごしてみようかなどと思い始めております。(こういうことを思えるというのはかなりの調子のよさ。だめなときは、部屋から一歩も出れないし、さらにひどいときは寝たっきり、まあ、石ころのように生きているわけです。そんでもって、見巧者が、あれ、あの石はいい石じゃねえか、なんて言ったりしてね)
何しろ池袋演芸場8月の上席のトリは、小三治師匠、それに三三、さん喬、権太郎、市馬、正楽…とわたしのひいき筋がずらりと。
いい一日になるのだろうな。
けど、小三治師匠が昼席のトリであるからには、開場の12時より前には行っていなくてはなりません。
う~ん、なんとか、上席のうち一日でも行ってみたいですな。
そしたら、うれしくなって酒なんか飲んだりするから、平日の一人がいいな、うん、平日の一人がいい、平日の一人が…
それでも飲んじゃうかもしれないな、小三治師匠の出来がよかったらな、うん、でもそれは仕方ないな、仕方ない…、仕方ない…
「酒なくて、何の己が桜かな」
あれぇ、もう呑む気になってしまったかな。
ラベル: 演芸
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