2008年8月23日土曜日

オリンピック

オリンピックなんぞはあまり見ないといいながら、テレビをつけるとついつい日ごろ見慣れぬ人間の真剣な姿に見ほれてしまい、長時間見るということがそこそこにあったのだ。
そして、その小心地よい感動をよそに、その競技の感想や別のチャンネルのバラエティ番組を見るたびに頭が痛くなってしまうのだった。

個々に家庭でテレビがどのくらい侵食してきているのか、つまり、どのくらいの時間、つけっぱなしにしているのかは知らないが、あんなものを見ていては白痴になるのは当然のことで、それよりかは、石や木や波を見ていたほうがずっといい。

それでもときどきいいプログラムに当たってしまうとテレビもいいもので、そのへんの兼ね合いはわたしの立ち入るところではないのかもしれない。

競技直前の選手の顔はまさに主体者の顔でああいう顔を、自分も年に何度かはしてみていものだし、ああいう顔の人間を眺めていたくも思う。

今日は、心がふらついて、またまたうなぎ丼を作ってしまった。
うまいものはうまいと正直に言っておきたい。
そのときに付け合せにした手製のぬか漬けもごくごくおいしかったが、それが救いかもしれない。

このところの涼しさのせいだろうか。

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