アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ
アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノというものがございます。
スパゲッティのなかでも特筆すべきものだとあたしは思っています。
アーリオ(=ガーリック)・オーリオ(=オリーブ油)・ペペロンチーノ(鷹の爪)というわけですね。
ゆでたスパゲティにオリーブ油とガーリックと鷹の爪を絡める。
それに塩をぱらぱらと。
それだけである。
であるから、ゆで方にも少し工夫が要るだろうし、塩とオリーブ油とパスタは選ばなければならない。
ここは料理教室ではないので詳しくは書かないが、そういう手間隙をかけてこのスパゲティはなっている。
高いものではないが、塩もオリーブ油もパスタも選ぶのには手間隙がかかる。
そうしておいて作る段になってもタイミングが厄介だ。
たっぷりの水に塩をぶち込んでパスタを泳がせながらゆでる。
それをいつあげるか。
それにどうガーリックを、オリーブ油を、鷹の爪を、塩を、まぶしていくか、…そう考えるとこれがスパゲティの王様と呼ばれる理由もわかるような気がする。
これのいいところは自分の家で自分が確かめながら挑戦できるところでもある。
こういうところが料理の醍醐味じゃないのかなぁ。
あたしなんぞはそう思っているのです、ハイ。
ラベル: 食べ物
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