2009年3月12日木曜日

ミサイルは飛んでこない

北朝鮮の宇宙空間技術委員会はこのほど、実験通信衛星「光明星(クァンミョンソン)2号」を搭載したロケット「銀河(ウナ)2号」が発射準備の段階に入っていると宣言、発射予定日は4月4―8日と発表した。
中国新聞社をはじめ、各メディアが外電を引用し、12日付で報じた。


というように衛星発射の発表を北朝鮮が行った。
これでミサイルは飛んでこないことになったが、こういうタイミングで細かな得点を北朝鮮外交においてあげていってほしいものだ。

関係性というものはいつでも繊細なもので、細やかな対応の持続性で変わることがある。
もっともこれは個人の場合が多いわけで、国対国では細やかさプラス計算といっておくほうが妥当だろう。
(がんばってやってよ、ほんとうに)

ところで、前述のように個人の場合は細やかな対応の持続性がうまく関係性に変化をもたらすことがあるが、これだとて忍耐の連続である。

人と人との関係は密やかに進行する忍耐が支える。
それを忍耐とは呼ばないこともあるが、親というもののなかにはこの忍耐を持って子どもを愛し続けるものもいる。
それが子どもにたどり着くころには自分の肉体は朽ち果てているにしても。

生きているうちに子どもと分かり合えるというのが幸せすぎるのかもしれない。
そうなれればいいのだろうが。

しかし、死んだ後であってもそれなりにわかってもらえるのならば、これは過ぎた幸せだろうとわたしは思っている。

年取ったのかネ。

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