2011年10月29日土曜日

この国を信じてはいけない

フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)は28日までに、東京電力福島第1原子力発電所事故で海洋に流出した放射性物質セシウム137の総量が2万7000テラ・ベクレル(テラは1兆倍)に上ると推計する試算を発表した。

 東電が公表している数値の20倍にあたるとしている。同研究所は、過去に経験したことのない規模の放射性物質の海洋流出になると指摘した。

 同研究所は東電と文部科学省の観測データをもとに計算。海洋汚染は3月21日以後顕著になり、総流出量の82%が4月8日までに流れ出したとしている。

(2011年10月29日08時51分 読売新聞)

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2011年10月27日木曜日

寒灯


わたくしごとがなぜ他人が読むところまで昇っていくのかはわからないが、内容似関係なく読ませるものになっているところがある。
人とは、こんなものなのかもしれない。

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2011年10月26日水曜日

ドイツからの情報

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情報操作

原発事故のこの国の対応を見ていくと情報がいかに操作され曲げられているかが感じ取れます。
しっかりした情報がなければ、わたしたちは何も考えることは出来ません。
情報をもとに思考は組み立てられます。

お母さんたちの子どもを思う真剣さには痛み入りますが、その底にこの国のマスコミも含めた情報隠しの辛辣さがいやがうえにも感じられるのです。
チェルノブイリの対応のほうがまだましだったのかもしれません。
情報を隠しならも…

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2011年10月18日火曜日

除染

今頃になって除染、除染と騒いでいるのは、すでに除染ではしのぎようのない事態になっているからだという指摘がある。
もちろんマスコミではない。
マスコミは常に大本営発表だから…

この国は、終わりつつある。

盛大に祭りでもやって終わればよかろう。

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父は人と付き合うのを好まぬ人だった

わたしもそういう気分ではある。
限られた人以外とは会う気はしない。

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2011年10月15日土曜日

嗚呼、これが基準値か

「善良な国民」になろう・・・放射線

「善良な国民」というのは「日本国憲法と倫理の黄金律を守る誠実な人」をイメージしていますが、それはおいおいハッキリするとして、その「放射線版」です。「日本の法律」および「国際慣行」では次のように「数値で明確」に決まっています。

● 総合(足し算)の被曝制限(一般公衆、1年あたり)
  1ミリシーベルト (食品、水、土もこの基準でベクレルに計算したものです)  

● 食品と水の汚染制限(1キログラムあたり)
水  10ベクレル
食品 40ベクレル(少しプラスマイナスあり)

● 土の汚染制限(1平方メートルあたり)
土  4万ベクレル

・・・・・・・・・

知識人、マスコミを中心に「正しく怖がる」という奇妙な言葉があり、「正しく」とは何かと思って今日、ある新聞の社説を読んだら、「自分が正しいと思う数値」のことを言っていることがわかりました。つまり「俺は殿様だから、俺が正しいと決めたことは正しい。法律などは無視する」ということです。

このブログにも書きましたように、「正しい」とは、1)法律で決まっている(社会的約束)、2)倫理で決まる(相手に聞く)、の2つしかありません。新聞の社説のように「自分が決めたことが正しい。法律は無視して良いし、お母さんの希望も聞かなくて良い」ということを正しいとする人は、けっして「善良」とは言えません。

日本の法律は一般公衆1年1ミリを基礎に決められており、放射性物質を取り扱う人に対して制限を加えています。従って、法律には施設境界の空間線量、排気、排水、廃棄物などを別にして「一般公衆の制限」は明記されていません。

それは、法律の規制の対象が放射性物質や放射線を出す機器を取り扱う人であるからです。法律の審議過程では1年1ミリが繰り返し出てきて、そのためには食品は?土壌は?ということで数値を決めているのです。

「犯罪を犯す人」(東電)、「犯罪を容認する人」(政府、自治体、マスコミ)はともに「善良」ではありません。この際、是非、その人たちも「善良な国民」の一人になって「法律では・・・」と必ず言及してください。明るく発展性のある日本の子供のために。

(平成23年10月15日)

武田邦彦

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2011年10月13日木曜日

1キロ500ベクレル

1キロ500ベクレルというのは、その米を食べ続けると年間5ミリシーベルト程度になる被爆量を示す数字です。

福島の米が安全というのは、そういう意味です。
情報操作は重要な国際戦略です。

日本国の国民などわけもなく騙せるのでしょう。

子どもさんには、食べさせないでくださいね。

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よき仲間を作ってください

人はそれぞれがそれぞれの理由(わけ)を持って生きています。
その理由は単純なほうがいいのですが、致し方なく複雑な理由を持ってしまう人種がいます。
この複雑な理由をもつ人種はそうそう人に理解はされません。
多くの人々は勝手な自分に有利な理解をあなたに当てはめようとします。
それが世の習いです。

複雑に生きている人は自分を丸がかえしてくれる人を大切にしてください。
それだけが生きるよすがです。

他人を解釈する人間にろくな奴はおりません。
人は人を、ただ、わけもなく大切にしてあげればいいだけです。

そういうわけで、他者を批判する人を決して信じてはいけません。

「いねむり先生」に書かれる関係はそういう風に眺められます。

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2011年10月12日水曜日

東電、マスコミ、国

除染や汚染具合の情報が飛び交うが、東電、マスコミ、国の三位一体のどこを信用しろというのだろうか。
牛乳の汚染具合はもっと、はっきり言ってしまってもいいと思う。
子どものために。

駄目な国だなあ。

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2011年10月9日日曜日

子どもさんへの食べ物は気をつけてください

福島原発事故から半年。多くのことが「手遅れ」になりましたが、それでも今日もまた最善を尽くして行かなければなりません。いつの世もそうですが、本質的ではないことに話が及ぶこともあり、それが解決を遅らせるのも人間社会ですから仕方が無いことです。でも間違った情報に惑わされることなく、子供を守っていきたいと思います。メールなどで寄せられていることを書きました。

1) 全国への放射線への拡散(九州はどうか?)

外部被曝と土埃を心配しなければならないのは、福島、茨城、栃木、埼玉、東京、千葉の北部、山形の福島側、宮城の南部と北部、ホットスポット(早川先生データ)です。(本当は一関などもそうなのですが、一関の放射線量が高いと書くと、一関や岩手の方から抗議が来ます。放射線量が高いのだから事実をそのまま見ないと子供たちを被曝させることになるのですが、農家の方の力が強く、汚染された農作物をどうしても出荷したいようで、こまったものです。)

食材は、静岡以北の太平洋側(北海道、青森、岩手、宮城、福島、千葉、神奈川、静岡)は魚はもっとも注意を要します。中部圏から関西、四国、九州、沖縄、日本海側、北海道日本海側、オホーツク側の魚、貝、海草は大丈夫です。北海道は海流の関係で太平洋側の魚が50ベクレルぐらいになりまして、残念ですが、しばらく控えた方がよいでしょう。

野菜などは外部線量が問題の地域(最初に書いた地域)のものはできるだけ避けるようにしてください。新米も同じですが、もう少し様子を見ることと、玄米および玄米の製品はより注意が必要です(玄米の方が圧倒的にセシウムが多くなる。米は怪しかったらよく水でとぐ。野菜も怪しかったら煮て煮汁を捨てることで5分の1になる。)

牛乳などの乳製品は注意しなければならず、同じ物を続けて食べないことや量を減らすことが大切です。外国製品などで補ってください。卵は上記地域の物以外は大丈夫です。水耕栽培のキノコ、もやしもOK。

マスクは放射性物質がかなりコンクリートや土にへばりつくようになってきたので、飛散量は減っています.その代わり除染が難しくなっています。雨は心配ありませんが、雨の日に外出した場合は靴は外で拭いた方が良いでしょう。

やや落ち着いて来ましたから、身の回りを見て3月に汚染されたと思われる家具、絨毯、その他の洗浄などを計画すると良いと思います。

2) 子供の体に放射性物質

子供の甲状腺の検査結果がでましたが、医学的に異常かどうかはこれからの様子を見ることになります。しかし、今頃になって民間が子供の診察をするようでは話にならず、継続的に福島の子供たちの健康診断を重ねて貰いたいものです。

また、子供の尿などからセシウムがでる例が増えてきました。これは汚染された地域、もしくは食材などからどうしても入ってきます。汚染のレベルが問題ですが、尿中に1キロ1ベクレルを超えるようなら少し気をつけてください。今、尿中に出る濃度との関係を検討しています。ボディーカウンターより尿中のセシウムを測定した方が被曝の状態はわかりやすいと思いますが、それでもヨウ素はすでに半減期をかなり大きく過ぎているのであまり正確にはわかりませんので、できる限り注意することが大切です。

体内にセシウムが取り込まれると、そのまま排泄されるものと体内の筋肉などに残る物があります。体内のものを計算するのが「内部被曝計算」で、摂取してから50年間の被曝量を計算するのですが、原発事故がなく一回限りの場合と、今回のように毎日のように被曝する場合とでは計算はかなり違います。ネットを見ていると一回限りの被曝計算をして「大したことはない」と言っている人もいるので注意を要します。

また50年間といっても最初の3ヶ月がほとんどですから、それも間違わないでください。

体内の被曝もセシウムの場合、あまり特定の箇所に蓄積することもないので、被曝計算で大丈夫です。その点では、1キロ20ベクレル以下の食材(このブログでの注意は20ベクレルぐらいを念頭に置いています。外部被曝、呼吸なども加味しています。)が相変わらず子供を守るポイントでしょう。

(少し長くなって、時間が無くなってきたので、とりあえず、これでアップし、また書きます)

(平成23年10月7日)

武田邦彦

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2011年10月5日水曜日

朝霞住宅

何か、被災者より大事にされているなあ。
この国のあたりまえだけどさ…

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2011年10月2日日曜日

メッケル

かつてのドイツ参謀少佐メッケルは、関が原の戦いの話を聞いて、それは石田方が勝ったろうと言ったという。
軍事的に見ればそういうことだったらしい。
メッケルは何度もくりかえされる関が原の結果に関する説明に否を唱えたが、最後に当時の政治情勢を話しだすと、ああ、なるほどと納得したという。
政略は軍事とは別だというわけである。

最近、小出さんの批判が時折散見されるが、大抵は、小出さんの政治に対する拒否反応から、致し方なく出たものが多い。
まあ、政治的に彼を利用する動きもあったということがあり、それを小出は駄目だにつなげるものである。

小出さんの政治と距離をとる姿勢は政治の怖さを考えれば当然のことだろう。
これくらいの批判が出てくることは十分に予想される。

それだけのことである。

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2011年10月1日土曜日

新宿

昨夜は友人と新宿をほっつき歩きましたが、新宿も随分変わった。
それに、さびれたなあと思う。

新宿がこれだものなあと思う。

はしゃぎすぎていたのだろう。

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